夏の喉ケア完全ガイド|冷房と冷たい飲み物で喉を傷めない方法

※本記事にはプロモーションが含まれています

「夏になると喉が痛い」

「冷房の風で声が出づらくなる」

そんな悩みを抱える声優志望者や歌好きの方は多いはずです。

実は、夏の喉トラブルは“暑さ”が直接の原因ではありません。

冷房による乾燥、冷たい飲み物での冷え、そして汗による脱水。
このトリプルリスクが、声を使う人にとって厄介なのです。

この記事では、夏に喉を守るための習慣や注意点を、現役ボイストレーナーの視点から紹介します。
「夏でも声の調子を安定させたい」「喉を枯らさず練習したい」方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いている人

この記事を書いているMotto!はこんな人!

①年間1000時間以上の

指導実績のあるボイストレーナー

②声優志望、プロの声優への

マンツーマンレッスン実績が

年間500時間程度あります

1. 夏に喉が痛くなる原因

冷房による乾燥

エアコンの風は想像以上に乾燥しています。
部屋の湿度が40%を切ると、喉の粘膜が乾いて声帯がスムーズに動かなくなります。
特に「風が直接当たる位置」で長時間過ごすと、声がかすれたり、イガイガする原因に。

以前も書いた通り、人間は変化に弱い動物だと思っています。
日本の夏は外の湿度が高いので、室内の冷房による風は余計に湿度が低く感じます。
そうなると、影響もとっても大きいものです。

冷たい飲み物による冷え

暑いとついキンキンに冷えた飲み物を飲みたくなりますが、これが喉の筋肉を急に冷やしてしまいます。
声帯の血流が悪くなり、一時的に硬くなって発声がしにくくなることも。

冷たいものを飲みたい気持ちは痛いほどわかりますが、喉のためには程々に。

脱水による粘膜の乾き

汗をかくことで体内の水分が減り、喉の潤いも不足します。
体は喉よりも優先して体温調整に水分を使うため、声のパフォーマンスが落ちやすくなるのです。

👉 夏の喉トラブルは、「乾燥」「冷え」「脱水」のトリプルリスクから起こります。


2. 冷房と乾燥の対策

加湿器を使う or 濡れタオルで代用

エアコンを使う部屋では湿度が下がるので、加湿器を使って湿度40〜60%をキープ。
持っていない場合は、濡れタオルを室内にかけるだけでも効果があります。

加湿器も結構いろんな種類がありますが、あんまりこだわりすぎず!
ただ、あまり加湿しすぎも良く無いので、ちょっと本気でこだわりたい方は、自動で良い加湿具合にしてくれる商品がオススメです!
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冷房の風が直接当たらないようにする

エアコンの風は喉を乾かす最大の原因。
風向きを調整したり、風が当たらない位置に立つだけでも改善します。
レッスン室や自宅練習のときも、風の流れには注意しましょう。

飲食店とかでも風が直接当たる席があったりしますが、注意してみましょう。
普段から気をつけていることが、喉にとって優しい生活を作ります。

就寝時は送風を避ける

寝ている間の喉乾き対策も重要。
直接風が当たらないようにし、エアコンは設置温度を下げすぎず”除湿”を使うと◎。

寝ている時の室温が高すぎるもの問題なので。
設定温度を下げすぎなければ、湿度が下がりすぎることは稀かと思います!


3. 飲み物・食べ物で喉を守る

常温〜ぬるめの水がおすすめ

冷たい飲み物を一気に飲むと喉の筋肉が硬くなります。
常温水を少しずつ飲むことで、喉を潤しながら保温もできます。

今は割と常温の水が売っているので、一回買ってみるといいかも!
美味しくないなんてことはないですよ!笑

ハチミツ白湯で保湿と抗菌

ハチミツには殺菌作用と保湿効果があります。
ぬるま湯に小さじ1杯のハチミツを入れるだけで、手軽な喉ケアドリンクに。

はちみつは実は選ぶのが難しい喉ケア商品だなと思っています、、、笑
マヌカハニーが良いとかはよく言われますが、とにかく高いので、、、
自分でもまだまだ研究が必要な分野だなと思ってます。

のど飴で外出中も潤いキープ

外の移動中やレッスン前後には、のど飴で乾燥対策を。
スッキリしながら潤いを保てます。

こういう喉を直接ケアできるものもオススメです。
最初は慣れないかもしれないですが、使い出すと飴よりも効果を感じやすいです!
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4. 発声練習と喉ケアのバランス

暑すぎる環境での練習は避ける

汗をかきすぎると脱水になり、声の安定が保てません。
軽く冷房を入れて、快適な温度(25〜27℃)を維持して練習しましょう。

冷房は喉に悪いから使わない!なんて人がたまにいますが、とんでもないです!
使い方さえ間違えなければいいので、騙されないで!

水分補給は「こまめに」

練習中も、のどが渇く前に一口ずつ飲むのがポイント。
一気に飲むと体が冷えてしまうため、少量を何度もがおすすめです。

喉が渇いたなと感じた頃にはもう遅いです!
飲み過ぎも禁物ですが、口の中を潤す程度に適度に飲んでいきましょう!

練習後はクールダウン

練習を終えたら、ぬるま湯でうがいをして声帯をリセット。
冷たい水でうがいをすると刺激が強すぎるので注意しましょう。

うがいに関しては夏に限らず習慣にすると良いですよ!
簡単で侮る方が多いですが、喉ケアの必須事項です!


5. 私の夏ケア習慣

夏は油断するとすぐ喉の調子を崩してしまう季節です。
私自身、昔は「暑いから」と冷房の真下で長時間レッスンをしてしまい、声がガラガラになったことがありました。

そこから意識しているのが、この3つです👇

冷房の風を直接受けない位置で過ごす

常温水を常に手元に置き、少しずつ飲む

寝る前にハチミツ白湯とのど飴で潤いを補う


たったこれだけでも、喉のコンディションが見違えるほど安定します。


まとめ

  • 夏の喉トラブルは「乾燥・冷え・脱水」のトリプルリスクが原因
  • 冷房の風と乾燥を避け、湿度を保つ
  • 冷たい飲み物を控え、常温水やハチミツ白湯で潤いをキープ
  • 練習は快適な室温で行い、こまめな水分補給を忘れずに
  • のど飴やうがいで、練習後のクールダウンを徹底

夏のケアを怠ると、秋以降の声の安定にも影響します。
今日からぜひ、“涼しくて優しい喉ケア習慣”を取り入れて、夏を乗り切りましょう

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