※本記事にはプロモーションが含まれています

セリフ集を買ったけど、ただ読むだけになってしまっている…

どうやって練習すれば声優オーディションに役立つの?
こんな悩みを抱えている方は多いはずです。
セリフ集は声優志望者にとって頼もしい教材ですが、正しい使い方を知らないと「ただ読むだけ」で終わってしまいます。
この記事では、声優志望の初心者でも実践できる「セリフ集の効果的な使い方」を紹介します。
独学でも効率的に力を伸ばせる方法なので、ぜひ参考にしてください。
この記事を書いているMotto!はこんな人!

①年間1000時間以上の
指導実績のあるボイストレーナー
②声優志望、プロの声優への
マンツーマンレッスン実績が
年間500時間程度あります
セリフ集を使うメリット
セリフ集は、声優志望者が練習する上で大きな武器になります。
- 課題が揃っているので効率的
→ 自分で教材を探す必要がなく、練習にすぐ取りかかれる - 発声・滑舌・表現など幅広く鍛えられる
→ 同じ文章を何通りも演じられるので表現力アップにつながる - オーディション対策にも直結
→ 自己PRや課題朗読の準備として使える
つまりセリフ集は「練習の方向性を示してくれる地図」のような存在なんです。
セリフ集を使った効果的な練習ステップ
ステップ① 音読で正しく読む
まずはセリフを「正しく読むこと」から始めます。
難しい表現にとらわれず、ひとつひとつの言葉をハッキリ発音する意識を持ちましょう。
声優の仕事の基本は、この音読です。
意外とこの音読の時点で苦戦してしまっている人が多いので、しっかり行うことが大事です!
ステップ② 意味を理解する
次に、そのセリフの状況やキャラクターの感情を考えます。
「怒っているのか、悲しいのか」「誰に向かって話しているのか」を想像するだけで、声にニュアンスが生まれます。
セリフ集もそうですが、声優のオーディションのセリフも前後のセリフが書いていないことがほとんどです。
前後に何が起こっているのかを想像するだけでも、全然違ってきますよ!
ステップ③ 感情を込めて演じる
意味を理解したら、実際に感情を込めて演じてみましょう。
同じセリフでも「優しく」「怒って」「冷静に」などバリエーションをつけると表現の幅が広がります。
表面上だけ優しくしてみたりとかは逆効果。
なんで優しく声をかけるのか、一個前のステップを大事にしてみてください。
一歩間違えると、それっぽい感じになるだけになってしまいがちです。
ステップ④ 録音して客観的に聞く
ここが最大のポイントです。
自分の声は、自分が思っている以上に違って聞こえるものです。
録音して初めて気づくクセや課題はたくさんあります。
👉 スマホのボイスメモでもOKですが、USBマイクを使うと声の細かいニュアンスまで確認できます。
👉 Amazonで見る | 👉楽天で見る
ステップ⑤ 改善点を意識して繰り返す
録音を聞いて「滑舌が弱い」「声が小さい」と気づいたら、その部分を意識して再度練習。
この「振り返りのサイクル」が上達の近道です。
基礎練習をする意味を見出せるタイミングでもあります。
自分に足りないところがわかったら、ぜひ基礎練習に戻ってみましょう!
練習するときの注意点
- 早口にならない
焦って読むと丁寧さが失われます。
演技できていないのか、ただただ読めていないのかがわからないと改善もしにくいです。
まずは正確に文字を言葉にすることを心がけて - 感情を込めすぎない
独りよがりの演技ではなく、相手に伝えることを意識しましょう。
感情を出すのは目的ではありません。
何故その感情で話しているのかを忘れないようにしましょう。 - いろんな解釈で試す
同じセリフでも複数パターンで演じると表現力が広がります。
実際一つに解釈だけで演技を完成させてしまうのは後々大きなデメリットになります。
可能性のあるものをたくさん思い浮かべられるように練習しましょう。
👉 練習は「数」よりも「質」が大切です。
セリフ集を最大限に活かすコツ
- 自分の得意・不得意が分かる
同じ練習を続けると、苦手な発音や表現が見えてきます。
基礎練習に行くのか、インプットを増やすのか、上手くなる道も見えやすくなりますね。 - 録音を繰り返すことで成長を実感できる
1週間前と比べて「こんなに滑舌が良くなった!」と感じられるとモチベも上がります。
録音は最初の1つだけを残しておいて、1週間後のやつと聴き比べると成長を実感しやすいですよ! - オーディション対策に直結
実際に課題として出されることも多いため、日常練習がそのまま準備になります。
その場で原稿を渡されるようなオーディションもあるので、練度はとても大切です!
体験談:読むだけでは伸びなかった頃

私自身も最初の頃は、セリフ集をただ読むだけで「練習しているつもり」になっていました。
でも録音して聞き返してみると、想像以上に滑舌が悪く、声の抑揚も単調…。
そこから「録音して改善する」サイクルを回すようにして、ようやく上達を実感できるようになりました。
この経験からも、録音は絶対に外せないポイントだと強く感じています。
まとめ
- セリフ集は「読むだけ」では効果が薄い
- 音読→意味理解→感情を込める→録音→改善のサイクルで練習する
- 録音機材を使えば、独学でも効率的に上達できる
- オーディション対策にも直結する

今日からぜひ、セリフ集を「読む」だけでなく「演じて録音・改善する」練習に取り組んでみてください。
必ず成長を実感できるはずです。

