声優志望者が最初にやるべき練習法|独学から始められる基礎トレーニング

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声優になりたいけど、何から始めればいいのかわからない…

そんな風に迷っていませんか?

私も最初は同じ気持ちでした。
いきなり養成所やスクールに通うのはハードルが高いですよね。
でも安心してください。
声優の第一歩は、家でもできる基礎練習から始められます。

ここでは、声優志望の方が最初に取り組むべき練習法を分かりやすく紹介しますよ。

この記事を書いている人

この記事を書いているMotto!はこんな人!

①年間1000時間以上の

指導実績のあるボイストレーナー

②声優志望、プロの声優への

マンツーマンレッスン実績が

年間500時間程度あります


声優を目指すなら最初に知っておきたいこと

声優の仕事はアニメやゲームのキャラクターだけではありません。

  • ナレーション
  • 吹き替え
  • CM
  • 朗読

幅広いジャンルで活躍の場があります。

共通して必要なのは、聞き取りやすい声と正確な発音、そして表現力
つまり、どんなプロも最初は基礎練習からスタートしているんです。

「才能がないとダメなんじゃ…」と思う人もいますが、そんなことはありません。
正しい練習をコツコツ続ければ、誰でも必ずレベルアップできます。


声優志望者がやるべき基礎練習3選

(1) 発声・呼吸(腹式呼吸をマスターしよう)

声優にとって、声の土台となるのは呼吸法です。特に腹式呼吸は必須。
胸だけで呼吸をすると息が浅くしか入らず、呼吸のコントロールが難しいため人によっては声がすぐに枯れてしまったり、いい響きを出せなかったりします。
でも、しっかりした腹式呼吸なら安定して息をコントロールできるため、声を綺麗に出せます。

練習法:

  • 仰向けに寝てお腹に手を置く
  • 息を吸ったときにお腹が膨らみ、吐いたときに凹むのを感じる
  • 慣れてきたら立った状態でも同じ感覚をキープする

腹式呼吸についてはこちらで詳しく解説あり!
初心者でもできる!腹式呼吸のやり方と練習法

声の響きって?響きについてはこちらも!
声が響かない原因は?共鳴の仕組みと練習法


(2) 滑舌・発音練習

声優の基礎は「聞き取りやすさ」です。
どんなに感情を込めても、言葉が伝わらなければ意味がありません。

また、練習といってもがむしゃらにすればいいわけでもないのです。

私自身も、最初は滑舌があまり良くなくて、ひたすら早口言葉を繰り返していました。
でも正直、ただ数をこなすだけで、今思えばあまり身になっていなかったんです。

大事なのは「一音一音を丁寧に発音すること」と「母音の形を意識すること」。
例えば「あいうえお」を一音ずつハッキリ発音するだけでも効果がありますよ。

おすすめ練習法:

  • 「外郎売(ういろううり)」やネットニュースの文章などの長文をゆっくり丁寧に読む
  • 早口言葉を、スピードよりも正確さを重視して練習する

滑舌に関してはこちらの二つの記事をチェック!
母音を制する者は発声を制す!母音発声の基本
歌やセリフが伝わらない?子音トレーニングで声をクリアに

もし教材に迷うなら、初心者でも取り入れやすい『声優になる! 最強トレーニングブック』がおすすめです。
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(3) リスニング・セリフ模写

表現力を磨くには、プロの演技を「聞いて真似する」ことが効果的です。
最初は完全コピーでOK。体でリズムや抑揚を覚えていきましょう。

練習法:

  • 好きなアニメやドラマのセリフを録音して、同じように言ってみる
  • 自分の声も録音して比べる
  • 違いを客観的にチェックする

こうした「模写練習」は、独学でも大きな成長につながります。

有名な声優さんでもモノマネが上手な方って結構多くないですか?
あれは模写を繰り返しているからというのもあると思います。
もちろんモノマネができるようになって欲しいわけではないですが、笑

スマホでも録音できますが、安いものでいいので、USBマイクを使うと声の細かいニュアンスまでチェックできます。
マイクに向かって話すという練習にもなるので、早いうちから慣れておくのがオススメです!
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毎日取り入れたい練習メニュー例

  • 腹式呼吸 → 2〜3分
  • 発声(母音の練習) → 5分
  • 滑舌練習(早口言葉・朗読) → 5分
  • セリフ模写・録音チェック → 5〜10分

合計15〜20分程度でOK!
大事なのは量よりも「毎日継続すること」です。

特に「何か文章を読みながら声に出す」ということにどんどん慣れていくことが大事です。
声優の仕事の根本は、文章を音へ変換すること。
ここがスムーズにいかない人がかなり多いのですが、正直慣れる以外ありません、、、泣
ぜひどんどん文章を声に出していってくださいね!


独学だけでは難しいポイント

もちろん独学でもかなり伸びますが、限界もあります。
独学の懸念として、以下のようなことがあります。

  • 自分のクセや悪い習慣に気づきにくい
  • 発声や滑舌の間違いを正せない
  • モチベーションが落ちやすい

「自分の声を客観的に見てもらう」ことは、上達の近道なんです。

ご家族や友達など、周りに聞いてくれる人がいる人は、レッスンを受けてくれている生徒さんの傾向を見ても伸びる印象があります。
どうしても自分だけで全てをやるのは限界がある、、ということですね。


専門的に学びたい人への選択肢

本気で声優を目指したいなら、養成所やボイトレ教室に通うのも選択肢です。

  • 養成所:プロダクション直結でデビューのチャンスもある
  • ボイトレ教室:基礎発声や表現力をじっくり学べる

初心者はまずボイトレ教室で基礎を固め、その後、養成所で現場に近い経験を積む流れもオススメですよ。

👉 次の記事で詳しく「養成所とボイトレ教室の違い」を解説予定です!


まとめ

  • 声優を目指す第一歩は、発声・滑舌・模写の基礎練習から
  • 毎日15分でも続ければ、確実にレベルアップできる
  • 独学で限界を感じたら、専門的な指導を受けるのもおすすめ

「声優になりたい!」という気持ちがあるなら、今日からでも練習を始めましょう。
最初の一歩を踏み出せば、必ず次の道が見えてきますよ。

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