「お腹から声を出して!」と言われても、どうすればいいのか分からない…そんな経験ありませんか?
私自身、もともと声が大きかったので「腹式呼吸なんて必要ない」と思っていました。でもその結果、喉をたくさんつぶしてしまったんです。
腹式呼吸は、歌を上達させたい人にとって避けて通れない基本中の基本。しかもポイントさえつかめば誰でもできるんですよ。
この記事では、腹式呼吸の仕組みから練習法、そしてカラオケで活かすコツまで分かりやすく解説します。
この記事を書いているMotto!はこんな人!

①年間1000時間以上の
指導実績のあるボイストレーナー
②声優志望、プロの声優への
マンツーマンレッスン実績が
年間500時間程度あります
まずは「腹式呼吸って何?」というところから。
呼吸には大きく分けて 胸式呼吸 と 腹式呼吸 があります。
- 胸式呼吸:息を吸うと胸が大きく膨らむ。日常生活の浅い呼吸はこれ。
- 腹式呼吸:息を吸うとお腹が膨らむ。深く安定した呼吸ができる。
歌で腹式呼吸が大事だと言われるのはなぜでしょうか?
理由は4つあります。
- たくさん息が吸える → 長く声を出せる
- 息のコントロールがしやすい → 声量を自在に操れる
- 喉周りの力が抜ける → 喉の負担が減り、枯れにくい
- 声が響きやすい → 少ない力でも大きな声に聞こえる
つまり、腹式呼吸は「楽にいい声を出すための土台」なんです。
逆に腹式呼吸を使わずに歌うとどうなるのでしょうか。
- 声が安定せず、すぐに疲れる
- 高音で喉を無理やり締めてしまう
- 喉を酷使して声がつぶれやすい

実際に私は、声が大きいのを武器だと思って喉だけで歌っていました。その結果、舞台やライブの後は声が枯れたり、思うように声が出なくなったり…。
「腹式呼吸って必要なんだ」と痛感したのは、声をつぶした経験をした後でした。
仰向けで寝て練習する
- 仰向けに寝ると自然と腹式呼吸になりやすいです。
- 息を吸うとお腹がふくらみ、吐くとしぼむ感覚をつかみましょう。
お腹に手を置いて確認する
- 椅子に座って、お腹に手を置きます。
- 息を吸ったときに肩が上がらず、お腹がふくらめばOKです。
「肩が上がらない」=正しい呼吸
- 肩や胸が大きく動いてしまうのは胸式呼吸です。
- できるだけリラックスして「お腹がふくらむ」感覚を大切にしましょう。
ロングトーンで息を安定させる
- 「あー」と声を出して、なるべく一定の大きさ・音程で伸ばします。
- 息が安定していれば声も安定します。
吐くことを意識する
- 多くの人が「吸う」ことばかり考えがちですが、実は大事なのは「吐くこと」。
- 息をしっかり吐ききれば、自然と次の息は入ってきます。
カラオケでのコツ
- 腹式呼吸を意識するからといって、無理に声を大きく出す必要はありません。
- 楽に吐いた息を声に乗せれば、自然と響いて聞こえます。
「お腹が動いている感覚がわからない」
→ 鏡でお腹の動きを確認したり、手を当ててみましょう。
→ 無理にお腹を動かそうとしなくても大丈夫。続ければ自然に分かるようになります。
「すぐに苦しくなる」
→ 息を吐ききれていない可能性大!
→ 腹筋を使うトレーニングだと思って、しっかり吐く練習をしてみましょう。
「力んでしまう」
→ リラックスが大事。
→ 一度全身に力を入れて、ふっと抜く「弛緩法」を試すと感覚がつかみやすいです。
腹式呼吸は、歌が上手くなるための「魔法」ではありません。
でも、正しく使えるようになれば 誰でも必ず声が安定して、楽に歌えるようになる 基礎スキルです。
- お腹がふくらむ感覚をつかむ
- 吐くことを意識する
- カラオケで試しながら感覚を磨く

今日から少しずつ練習して、あなたの歌をもっと楽に、もっと響かせてみましょう!