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声優になりたい!
と思った人の王道ルートといえば、
- 1、養成所に通う
- 2、専門学校に通う
- 3、オーディションを受ける
あたりだと思います。
特に高校を卒業を控えていたりする人は、専門学校への進学を考えている人は多いのではないでしょうか
王道ルートであるからこそ、専門学校に通うメリット、デメリットについては知っておきたいもの。
- 養成所に直でいくのとの違いはなんなのか
- 専門学校は本当にメリットしかないのか
- 逆に専門学校を選ばない方がいい人はいるのか
などなど。
今回は専門学校に通うメリット、デメリットについて語らせていただきます。
この記事を書いているMotto!はこんな人!
①年間1000時間以上の
指導実績のあるボイストレーナー
②声優志望、プロの声優への
マンツーマンレッスン実績が
年間500時間程度あります
専門学校に行った方がいい人
まずは、専門学校へ行くことをオススメしたい人です。
オススメできるのは、下記の条件のいくつかに当てはまっている人かと思います。
- 年齢が若い人
- 行きたい事務所がまだわからない人
- 初心者の人
順番に見ていきましょう!
年齢が若い人
専門学校に通うとなった時の年齢については、若いに越したことはありません。
専門学校はどんなに短く見積もっても1年は通うことになります。
そこから直で事務所に所属することができたとしても、養成所に直で行くよりも時間を要するのは間違いないでしょう。
しかし、その分基礎からしっかりと教えてくれたり、いろんなレッスンが受けられたりするので、見識を広げるのにはもってこいの環境です。
年齢が若く、チャレンジするのに時間がある人は、専門学校から通ってみるのは大いにありでしょう。
行きたい事務所がまだわからない人
付属養成所から通いたい気持ちはあるけど、そもそもどこの養成所に行ったらいいかわからない。
なんて方も、専門学校は視野に入ってきます。
付属養成所に入るということは、その事務所以外の選択肢をなくす、ということでもあります。
いまいちどこがいいのかわからないのに、1つに絞るのは結構大変ですよね。
多くの専門学校はカリキュラムの最後に多くの事務所様に見ていただけるオーディションが開催されます。
そこから、いろんな可能性を探ることができます。
全く想像がついていなかった人も、専門学校に通っているうちにどんどん詳しくはなってくるものです。
まず一歩目として、専門学校への進学を考えてみるのは良いかと思います。
初心者の人
演技はもちろん、発声などの基礎も全く知らないし、何もわからない。
そんな人も専門学校はおすすめの選択肢です。
養成所は、良くも悪くも養成期間という側面を持っているので、意外と基礎については詳しく教えてくれない、なんてところもあります。
しかも、養成所はレッスンそのものが所属までの勝負の場でもある関係上、丁寧に教えてくれると思っていくのはもしかしたらお門違いなんてことも。
その点、専門学校は「学校」とついているだけあって、しっかりと教えてくれるところが多い印象です。
もちろん、選び方を間違えてしまうともしかしたら理想のレッスンに出会えない可能性はありますが…
何もわからないという方は、専門学校から入っていくというのが良い選択肢になりうることが多いと思います。
専門学校に行かない方がいい人
ここまで行った方がいい人についてお話しましたが、逆に専門学校を視野に入れない人はどんな人でしょうか…?
以下のような条件に当てはまる人は、少し踏みとどまった方が良いかもしれません…
- 年齢が高い人
- 自分で選ぶ力がない人
- 早く結果を出したい人
こちらも順番に見ていきましょう…
年齢が高い人
先ほどのメリットの逆ですね。
すでに年齢を重ねてしまっている人は、専門学校を経由している時間はないかもしれません。
昨今、声優という職業もかなりタレントの側面が強くなってきました。
残念ながら、若ければ若いに越したことはない、という業界になってきております。
(昔からそうでしたが、その側面はより強くなってきています)
そうなると、勝負するのであれば、早いに越したことはないということになってしまいます。
すでに年齢を重ねているあなたは、時間をかけてじっくり学んでいる時間はないのかもしれません。
付属養成所に直で入って、勝負の世界に身を投じた方が良い可能性もあります。
全くの初心者である場合は専門学校を選択肢に入れてもいいと思いますが、
多くの場合、養成所に行った時点で手遅れ、なんて悲しいことがあるかもしれません。
男性は24歳前後、女性は22歳前後を目安に、直で養成所に行くか否かは考えた方が良いと考えます。
自分で選ぶ力がない人
先ほどの養成所選びに迷った人の中には、こちらに当てはまってしまう方もいるかもしれません。
確かに先述した通り、最後に多くの事務所さんに見ていただく機会が得られる点が、専門学校の最大のメリットの1つだということに変わりはありません。
しかし、最後はその中から、自分で1つを選ぶことになるのは、何も変わりません。
膨大な選択肢の中から、あなたは1つの事務所を選ばなければならないのです。
そして、自分で選ぶ力がない人は専門学校が行ってほしいと思っているところへ入らされてしまう傾向があります。
専門学校は、各々仲の良い事務所がありますので、そちらへの進学をお勧めされてしまいます。
そこが自分に合っているのかも判断できず、言われるがままに行ってしまうのは、あまり良い選択の仕方とは言えません。
専門学校の意向が働かない、自ら選ぶ段階であればこういった悲劇は起きない可能性がありますが、どちらにせよ選ぶのは自分の意志です。
自分の意思をしっかり持てない人は、最後の最後で大きな過ちを犯す可能性があるので、気をつけながら専門学校を選んでください。
早く結果を出したい人
先述した通り、専門学校に通ってから、他の事務所に入る際、大抵の場合はまた養成所に通うことになります。
つまり、養成所に直で通うよりも、時間がかかってしまうケースの方が多いことになります。
例外的に直で所属をさせてくれたり、一つ上のクラスから入れたりすることもあるので一概には言えませんが、専門学校に通うということは、すぐに結果には直結しないということになります。
例えばあなたが、2年以内に結果を出さないといけないとか、何歳までに結果を出さないといけないとかの期限が短いのであれば、専門学校は選択肢に入れない方が良いかもしれません。
自分で良い養成所を見極めて、直で入ってしまった方が、結果が良くも悪くも早く出るので、結果を先延ばしにしたくない、できない人は、直で養成所を検討するべきかなと思います。
メリットもデメリットもそれぞれ。自分に合ったルートを選ぼう
今回は専門学校についての記事となりました。
何か一つの道を決めると言うのは、どちらを選ぶにしてもメリットもデメリットもあるものです。
自分にとって何が一番なのか、それは人それぞれとしか言いようがありません。
そのためにも、必要な情報は積極的に収集して、判断の材料になったらいいなと思います。
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